2023年11月27日~12月1日の週は、為替市場にとって重要な経済指標やイベントが多く発表されました。
その中でも特に注目されたのは、米国の四半期GDP [改定値]、PCEデフレーター、ISM製造業指数、ニュージーランドの金融政策、ラガルドECB総裁の講演などです。
これらの発表によって、主要通貨ペアの値動きに大きな影響を与えました。ここでは、その概況と見通しについてまとめてみます。
ドル/円:150円の大台に挑戦するも失敗
米国の経済指標が好調に
週の前半は、米国の四半期GDP [改定値]が予想を上回り、経済成長が堅調であることが示されたことで、ドル買いが優勢となりました。
また、米国のPCEデフレーターも予想を上回り、インフレ圧力が高まっていることが示唆されました。 これらの結果は、FRBの利上げペースが加速する可能性を高めました。
米国の製造業の景況感が悪化
しかし、週の後半は、米国のISM製造業指数が予想を下回り、製造業の景況感が悪化していることが明らかになりました。 これによって、ドル売りが強まりました。
また、米国の雇用統計の発表を控えて、ドルの動意は高まりにくくなりました。
日本の経済指標が低調に
一方、日本の経済指標は、消費者物価指数や産業生産などが予想を下回り、景気の減速が懸念されました。
しかし、日本の政治情勢は安定しており、リスク回避の円買いは限定的でした。
ドル/円の値動きと見通し
ドル/円は、149円台前半から150円台前半まで上下に振れる展開となりました。150円の大台を超えることに挑戦しましたが、成功しませんでした。
ドル/円の見通しとしては、来週の米国の雇用統計やFRBの利上げの見通しが重要な要因となりそうです。
ドル/円は、150円の節目を超えることができれば、上値の余地が広がりそうです。しかし、150円を超えることができなければ、戻り売りが優勢となりそうです。
下値のサポートは、149円付近の一目均衡表の雲上限にありそうです。
ユーロ/ドル:ユーロ圏と米国の経済の乖離が縮まる
ドイツ経済が安定
週の前半は、独国のIFO企業景況感指数が予想を下回ったものの、3カ月連続で上昇し、ドイツ経済が安定していることが示されました。 これによって、ユーロ買いが支援されました。
また、米国の四半期GDP [改定値]やPCEデフレーターが予想を上回ったものの、ドルの上昇は限定的でした。
ユーロ圏と米国の経済の乖離が縮まる
週の後半は、米国のISM製造業指数が予想を下回り、ドル売りが強まりました。 これに対して、ユーロ圏の製造業PMIは予想を上回り、ユーロ圏と米国の経済の乖離が縮まったことが示唆されました。
また、ラガルドECB総裁は、ユーロ圏のインフレ見通しに自信を示し、量的緩和の縮小を支持する発言をしました。 これによって、ユーロ買いが加速しました。
ユーロ/ドルの値動きと見通し
ユーロ/ドルは、1.04ドル台から1.05ドル台まで上昇しました。1.06ドルの大台に挑戦しましたが、成功しませんでした。
ユーロ/ドルの見通しとしては、来週のECBの金融政策や米国の雇用統計が重要な要因となりそうです。
ユーロ/ドルは、1.06ドルの節目を超えることができれば、上値の余地が広がりそうです。しかし、1.06ドルを超えることができなければ、利食い売りが優勢となりそうです。
下値のサポートは、1.04ドル付近の一目均衡表の雲下限にありそうです。
豪ドル/円:豪経済の回復が際立つ
豪経済の回復が続く
週の前半は、豪国の建設業生産や民間資本支出などが予想を上回り、豪経済の回復が続いていることが示されました。 これによって、豪ドル買いが支援されました。
また、米国の四半期GDP [改定値]やPCEデフレーターが予想を上回ったことで、リスク選好のムードが高まり、豪ドルにもプラスとなりました。
豪経済の強さが際立つ
週の後半は、米国のISM製造業指数が予想を下回り、ドル売りが強まりました。 これに対して、豪国の小売売上高や貿易収支などが予想を上回り、豪経済の強さが際立ちました。
また、ニュージーランドの金融政策は据え置きとなりましたが、利上げの可能性を示唆する発言がありました。 これによって、豪ドルとニュージーランドドルの連動性が高まり、豪ドル買いが加速しました。
豪ドル/円の値動きと見通し
豪ドル/円は、87円台から88円台まで上昇しました。89円の大台に挑戦しましたが、成功しませんでした。
豪ドル/円の見通しとしては、来週の豪国のGDPや米国の雇用統計が重要な要因となりそうです。
豪ドル/円は、89円の節目を超えることができれば、上値の余地が広がりそうです。しかし、89円を超えることができなければ、利食い売りが優勢となりそうです。
下値のサポートは、87円付近の一目均衡表の雲上限にありそうです。
ポンド/ドル:英経済の回復とEU離脱交渉の前進がポンドを押し上げる
英国の経済指標が好調に
週の前半は、英国の四半期GDP [改定値]が予想を上回り、経済成長が堅調であることが示されました。 これによって、ポンド買いが支援されました。
また、英国の消費者信頼感指数や住宅価格指数なども予想を上回り、英経済の回復が続いていることが示されました。
英国の製造業と建設業が好調に
週の後半は、英国の製造業PMIや建設業PMIなどが予想を上回り、英経済の強さが際立ちました。 これに対して、米国のISM製造業指数が予想を下回り、ドル売りが強まりました。
EU離脱交渉が前進
また、英国のEU離脱交渉は、難航しているものの、合意に向けての前進が見られました。 これによって、ポンド買いが加速しました。
ポンド/ドルの値動きと見通し
ポンド/ドルは、1.21ドル台から1.23ドル台まで上昇しました。1.24ドルの大台に挑戦しましたが、成功しませんでした。
ポンド/ドルの見通しとしては、来週の英国のサービス業PMIや米国の雇用統計が重要な要因となりそうです。
ポンド/ドルは、1.24ドルの節目を超えることができれば、上値の余地が広がりそうです。しかし、1.24ドルを超えることができなければ、利食い売りが優勢となりそうです。
下値のサポートは、1.21ドル付近の一目均衡表の雲下限にありそうです。
以上が、2023年11月27日~12月1日の為替市場のニュースについてのブログ記事でした。この記事がお役に立てれば幸いです。
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